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皮の厚さ、皮脂分泌の量はカラダの部分によって違う

顔と頭皮、体といった各部位の肌の違いは、皮膚の厚さと皮脂分泌の量にあります。

表皮、真皮、皮下組織という構造やその働きは顔の皮膚と同じですが、厚さはかなり違います。

皮膚の厚さを見ると顔は薄いのでターンオーバーも少し短く、頭皮や背中は厚い部分でターンオーバーも比較的長めです。

足の哀やかかとはどうでしょうか。

皮脂分泌が少なく乾燥しやすいので、厚い皮膚の上に古い角質が積み重なり、硬くガサガサになりやすい傾向にあります。

保湿クリームで乾燥を防いだり、軽石などでこすって、古い角質を取りましょう。

皮脂腺は頭皮、顔、胸、背中、手足の順に分泌します。

とくに頭皮、顔の中心部、胸や背中の中央部、わき、ひじや膝の内側が皮脂分泌の多い部分になります。

ただし個人差もあるので、日頃から自分の体の皮脂の多い部分や少ない部分を把握して、「皮脂の多いところはよく洗って清潔を保つ」「皮脂の少ないところは保湿クリームなどでうるおいを与える」ことを心がけましょう。

自己修復機能をもたない爪や髪たからこそ、しっかりケアを

爪も髪も肌の一部ですが、成熟しきった死んだ細胞です。

きれいな爪を保つには、爪自体に保湿の機能はないので、こまめにオイルやクリームを塗って乾燥を防ぐことが大切です。

髪も同様、自己修復機能を持たないので、毎日しっかりケアすることが大切です。

美しい髪の条件は、約90%のたんぱく質と水分、5%の脂質というバランスが取れていること。

ダメージの多い毛先を中心にコンディショナーの働き(髪の表面をカバーする)などでケアをし、つややかな髪を保つようにしましょう。

日本人は「保湿=化粧水」と思い込みがちだが、本当は遣う!?

赤ちゃんの肌に触れてみると、ふんわりもっちりしています。

十分にうるおっている肌はこうした状態です。

きちんと保湿すれば、大人の肌も明るくつやっぽくなり、見た目のもっちり感、ふわっと感を出すことができます。

保温力を高めるには適切なスキンケアが欠かせません。

私たち日本人は、保湿というと化粧水を思い浮かべてしまう人が多いようです。

そのため、「化粧水をたっぷりつけたから保湿はOK」と思っている人も少なくありません。

人の皮膚は自身で水分をつくることができないので、肌にたっぷり水分を補うことは必要ですが、その後、しっかり膜を張ることが重要です。

乳液やクリームなどの油分が膜となり、肌にフタをします。

「たっぷり化粧水をつけていても、なぜか肌がつっぱる」という人は、この膜を張る行程がきちんとできているか、自身のスキンケアを振り返りましょう。

肌の保湿力を自分の最大限の状態で保つ

「肌の保湿力を高めることってできるんですか?」と質問されることがあります。

別人のように保湿力をアップすることはむずかしくても、肌質をある程度改善して、肌が備えた保湿力を自身の最高の状態に保つことはできます。

そのとき、肌を乾操させないように、新陳代謝を活発にして、水分をしっかり維持するようにすることが大切です。

また、肌の内側から皮脂分泌をコントロールすることも可能です。

一番影響があるのは、何といっても毎日の食事です。

油控えめの献立にしたり、油っぽい食事にするときは良質なオイルを使うように心がけてください。

食べすぎず、適切な量の食事にすることもとても大切です。